用語解説
魂の兄弟(グループ・ソウル)と守護霊
近年数多くの霊界研究から、人間の魂は霊界では単体ではなく、六人で一人を形成しているケースが多いことが明らかになってきました。
この六人のグループは、魂の兄弟とか グループ・ソウル などと呼ばれています。
守護霊というのは、霊界に残っている魂の兄弟、つまり自分自身の魂の片割れなのです。
わかりやすく、たとえを使って説明しましょう。
人間の魂は、たとえて言えば桜の花びらのような複合生命体として作られています。
魂の中核を成す本体霊とそのまわりの5枚の花びらは、それぞれ個別に思考し行動することができるのですが、真相は、六人でひとつの花びらであるのです。
そして、グループ・ソウル(魂の兄弟)の中のひとりが地上に生まれ変わるとき、残りの五人の中の一番の適任者が、地上に生まれた魂を守る任に当たります。
その者のことを守護霊と呼んでいます。
守護霊というのは、地上に降りている人の魂の片割れ(潜在意識)なのですから、全ての人間には必ず守護霊が存在しているのです。
★捕足1
通常守護霊というのは魂の兄弟の中のひとりが担当することになっていますが、人によっては、他の魂の兄弟が副守護霊(補佐)を担当する場合もあるようです。
★捕足2
六人で一人を形成しているのは、一般的な霊の場合です。
八次元以上の高級霊界に属している如来や大天使、九次元世界の大霊は、形態がもっと複雑になっています。
※参考・用語解説「多次元宇宙(霊界の構造)」
★捕足3
四次元~五次元に住んでいる霊人たちは、自分が六人で一人を形成している複合生命体であることに気づいていません。
ですから、そのことを説明しても理解できず、各人がバラバラに暮らしています。
六次元あたりになりますと、そのことに気づいている霊が、だんだん増えていきます。
そして、六人が個別に行動することができ、なおかつ、六人で一人という統一意識を明確に持てるようになるのは、七次元の菩薩や天使からです。